『ストーリー思考「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める』神田昌典
ストーリーの重要性はコーチング等自己啓発で
よく言われることですが、
実際にどのように活用すればよいかは
はっきりわかっていない人の方が
多いのではないでしょうか。
神田昌典氏のファンなので、
何気なく手に取った1冊ですが、私にとっては
大きな収穫となる1冊でした。
副題が”「フューチャーマッピング」で
隠れた才能が目覚める”とあります。
まだフューチャーマッピングを実際に書いてみて
1日も経っていないので
その効果はわかりません。
しかし、何が一番響いたかというと
一般的な目標達成のための逆算的思考が
私にとってはどうもしっくりこないものがあり、
計画を立てなければ成功できないと分かっていても
何だか苦しくなって心のどこかで反発心が
わいてきてしまうのを止められずにいました。
でも神田氏のフューチャーマッピングは
未来⇒現在という時間の流れは同じですが、
ストーリーの力を用いることにより、
ただ逆算して、時間を区切るのとは違い、
時間軸にイメージをかけあわせることにより
より現実化できる効果が高いと感じたのです。
フューチャーマッピングはクリエイティブ×ロジカル
具体的にどんなことかといえば、
一般的な時間軸の逆算的思考の場合
たいていこんな具合です。
例えば、副業で5年後に達成したい目標が
年商500万円だとしたら、
3年後までに年商300万円達成、
1年後には年商100万円達成、
半年後には50万円達成、
3か月後には30万円達成、
1か月後には10万円達成、
そのためには1日に3333円の商品が最低1つ
売れなけばならない。
では1日に3333円の商品を1つ売るには
どうしたらよいか?
といった目標設定になるかと思います。
アフィリエイトの場合、そこからさらに
PVの数値やクリック率、クリック単価なども
考慮して細かく目標設定するわけです。
その時点で面倒になってしまい
ギブアップしてしまう人も多いのでは!?
私もそういう数値管理が苦手なので
まだ成功できていないとも言えます。
しかし、フューチャーマッピングは
大まかには同じでも、ストーリーが加わるため
想像を元に現実の計画設計が可能です。
また、未来⇒現在の時間の流れも、
逆算的思考では常に一直線で
必ず目標数値を達成しなければ
軌道修正が難しいイメージがあります。
一方、フューチャーマッピングでは手書きの
曲線で未来⇒現在の線を描きます。
自然と波ができるので、そこにストーリーで
+と-の動きをあらかじめ予想できることにより
実際にアクシデントやトラブルが起きても
想定内として冷静に対処できそうです。
イメージを現実にしようとすることで、
その想像が実際は”創造”にすることも可能です。
その発想が素晴らしいと思いませんか?
私にとって”クリエイティブ”というのが
最近のキーワードなので大いに興味を持ち、
全てのワークを実際にノートに手書きで行いました。
今からどんな結果が出るか、わくわくしています。
イメージを解釈する6つのアプローチ(PRAISE)
こちらは自分の備忘録に記載しますが、
フューチャーマッピングではある人を
120%ハッピーにすることを想定しています。
そして目標達成したら、その人から感謝の言葉を
述べられ(実はその人は自分自身)、
プレゼントをもらう設定となっています。
そのプレゼントは自由な発想で構いません。
しかし、イメージなので
それが何を意味しているかは自分で読み解かねばなりません。
そのイメージ解釈のために紹介されているのが
以下の6つのアプローチ方法です。
1.First Impression(第一印象からつなげる)
2.First Experience(原初体験を思い出す)
3.As Is(そのものずばりを考える)
4.Play(言葉あそびをしてみる)
5.Search(調査・検索する)
6.Reveal(イメージ自らに解釈させる)
プレゼントされた箱の外観と、
そこから飛び出してきたプレゼントから
イメージの連想ゲームです。
例えば、実際に私のイメージに登場したのは
昔あったおきあがりこぼしの赤ちゃん人形でした。
外観はこんな感じです。
(こちらはおきあがりこぼしではなく、
「へその緒入れ」です!)
ここから何を連想するか、人それぞれでしょう。
でも自分の奥底から湧いてきたイメージなので
何らかのヒントになるはずです。
何だろう?とワクワクしながら考えるのも
楽しくありませんか。
きっと何等かの形で結果と結び付いていると
思います。今から結果が楽しみです。
ストーリーから売れるネーミングが降って来る!?
ストーリーを用いることで、
様々なメリットがありますが、その一つが
優れたネーミングをイメージしやすいという点です。
こちらも自分の備忘録ですが、
優れたネーミング(タイトル)には
以下の5つの効果があると書かれていました。
1.一度聞いたら忘れない
2.複雑な概念をシンプルに伝えられる
3.異なる視点で眺められる
4.自分も関わりたいと思う
5.まわりに伝えたくなる
その通りですよね。
逆に、タイトルなどを考える時に上記の5点を
考慮すると良いのではないでしょうか。
夢を実現するにはまず行動!とにかく、実際にやってみる!
フューチャーマッピングはコツをつかめば
きっと効果が出てくると、(私は)強く感じました。
短期間の目標でも、長期的な目標でも
フューチャーマッピングを活用することは可能です。
実際の準備、行動、変革のプロセスを
短期間でも可能にすると神田氏は書かれています。
また、フューチャーマッピングを描いてみて
そこに問題点を見つけた場合、
このように解決できますよといった
具体的な解決方法の提示もされています。
私が描いたフューチャーマッピングにも
事例に挙げられている問題点が
そのまま表れていて参考になりました。
使い方は人それぞれいかようにもなると思います。
教育現場や企業内研修でも活用され、
結果を出しているそうなので
興味があれば、個人のためだけでなく
職場などのために活用するのも良いと思います。
特設ウェブサイトも設置されているので
もっと詳しく知りたい方は
こちらにアクセスしてみてください。
⇒ フューチャーマッピング特設サイト
ストーリー思考 「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める [ 神田昌典 ]
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