警察から電話!?これは詐欺?謎の留守電にドキドキ
警察から電話がかかってきた経験がありますか?
生まれて初めて警察から電話がかかってきました。
正確に言うと、○○都道府県警の××さんから
留守電にメッセージが残っていたのです。
私の会社は情報漏えい防止のために
オフィスの席で私用にスマホを使用することは
禁止されています。
先週のある日、いつも通り残業になりそうでしたが
某所に電話をかける用事があったので、
定時後すぐに自分のスマホを持って
オフィス内の電話ブースに移動しました。
フロアに複数設置されている
個室の防音電話ブースは話し声が外に漏れないので
私用電話でも周りを気にせず話せて便利です。
時々定時後に私用で使わせてもらっています。
その日も私用電話を終えて、ふと見ると
留守電話にメッセージが残っていました。
GWの件で母からかな?と軽い気持ちで再生すると、
全く想像もしたことがなかった
そんなことがあるなんて考えたこともなかった
○○都道府県警察からの電話でした。
ちなみに、私は都内に住んでいますが、
東京都以外の46道府県のうちのある警察でした。
まだ半信半疑でしたが、そのメッセージの中で
過去に私が全額返金を勝ち取った
某高額塾のプロジェクトについて調べている
ということも説明してくれていたので、
電話番号が本物かどうか調べてみることにしました。
警察から電話が来て、留守電が入っていたらかけなおす?
別に悪いことをしたわけでもないのに、
人の心理というのは面白いもので
○○都道府県警察と聞いただけで心臓がドキドキ。
とっさに頭に浮かんだ言葉は
「何これ、イタズラ?だとしたらなぜ?
どうして私にかかってきたの?」
でした。
現在の私にとって負は借金しかないので、
何だろう?とりあえず支払いはできているけど…
と不安になったりもしました。
通常は知らない電話番号からの着歴があっても
絶対に出ませんし、
折り返し電話するなんてあり得ません!
しかし、先ほども述べたように
昨年返金してもらった某高額塾の件というので
⇒ 消費者センターに相談がベスト!高額塾の返金方法(前編)
⇒ 消費者センターに相談がベスト!高額塾の返金方法(後編)
ひとまず電話番号が本物かどうか調べようと
思い立ちました。
携帯電話の電話番号ではなく、固定電話でした。
そのままGoogle検索すると
すぐに○○都道府県警察がヒットしたので
どうやら警察というのは本当のようだ
とわかりました。
少し気持ちを落ち着けて、
電話をすべきかどうか考えました。
留守電の警察官の方は
方言によるアクセントの訛りはあるものの、
とても穏やかで優しそうな話し方でした。
よくあるテレビドラマの警察官のように
厳しい口調ではありません。(当たり前だ!)
何より、返金してもらった某高額塾の件というので
もしかしたら、私にも協力できることがある?
と考えて、勇気を出して言われた通りに
かけ直してみることにしました。
捜査協力って案外簡単!?
実際に電話をかけてみると、
ワンコールもしないうちに受付の人が出ました。
いかにも取り次ぎといった感じで
少しぶっきら棒な口調でした。
次に出た人は丁寧な口調で
私が用件を言うと、担当者の名前を聞かれました。
そこからまた他へ回されているようで
結構長く感じられる時間(数分かな?)
ずっと保留音を聞いて待っていました。
定時後とはいえ、一応まだ自分のオフィスで
地方の警察に電話をしている自分が不思議な感じ、
などと考えていました。
しばらく待たされた後に、
やっと留守電の方へつながりました。
経緯を説明してくれましたが、要するに
私が返金してもらった高額塾の件について
捜査中だから協力してほしいということでした。
そ、捜査協力ってことね!!!
20分ほどと言われて少々たじろぎましたが、
私と同じように困っている被害者が全国にいるんだ
と考えると、ぜひ協力したいと思いました。
相手の方はとてもマイルドな口調で話しやすく、
協力すると言うととても喜んでくれて
すぐに私の携帯に折り返すと言ってくれました。
よかった!
さすがに携帯から地方の固定電話にかけて
20分話すと電話代が不安だったのですが
気が利く方でよかった、よかった。(´▽`) ホッ
すぐにあちらからお電話いただき、
予告通り約20分間いろいろなことを聞かれました。
約1年半~2年前の話になるので
すべてをはっきり覚えている訳ではないのですが、
プロの警察官から細かい点をいろいろ聞かれて
少しずつ記憶が戻ってきました。
証拠品については、昨年末の大掃除のときに
忌まわしい過去はすべて捨て去ろうと、
メールも含めてすべて意図的に捨ててしまった
ので、現在私の手元には何一つありません。
やはり警察だな~と感じたのは
証拠品をすべてシュレッターにかけて捨てた
と話した際にとても悔しがっていた点です。
証拠をたくさん集めないと
詐欺師を逮捕できないからだと考えると
あー、これが捜査協力なんだ!
と実感がわくとともに、
自分が捜査協力していることに対しては
相変わらず不思議な気がしました。
自分にとっては浄化目的でしたが、
年末の大掃除で証拠を捨ててしまったこと
は残念でした。
最後に今後も協力してもらえるか聞かれて
この程度の記憶で良ければ…と承諾しました。
これも今年のテーマの一つ、
“Give,Give,Give”かな?と考えたからです。
この件については全額返金してもらえたので
個人的に強い感情はありませんが、
詐欺師が野放しにされている現状を
警察に取り締まってもらいたいです。
そのために自分の痛い経験が
捜査の役に立つなら
いくらでも情報提供しようと思います。
なかなか普通じゃできない
電話による捜査協力も体験してしまいました。
本当にいろいろな意味で、
いつ何が起こるかわかりませんね。
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