『借金底なし沼で知った お金の味』金森重樹
どうしてこの本を手にしたかと言うと、
昨年秋に小島幹登さんのお話を聞く機会を得た際
小島さんがマーケティングの基本を学ぶための
推薦図書として5冊教えてくださったのですが、
その中の1冊が金森茂樹さんの本だったからです。
⇒ 『1か月で3億円稼ぐジョイント思考』小島幹登×佐藤文昭
といっても、この本ではなかったのですが
図書館で探しても、楽天BOOKSで探しても、
メルカリで探しても見つかりませんでした。
他の4冊はすぐに見つかったので、
図書館で借りたり、メルカリで安く購入したり
して読み進めていますが
手に入らない本の方が気になってしまい、
金森茂樹氏についても初めてお名前を聞いたので
ますます好奇心がくすぐられ、
ひとまず先に他の本を読んでみようと思い
図書館で検索したところ、
不動産投資やふるさと納税のエキスパート
であることがわかりました。
もしかしたら、テレビに出ていた
ふるさと納税の達人かもしれない!?とびっくり。
さらに、世界的に有名なマーケティングの専門家や
コーチなどのビジネス本や自己啓発本を
翻訳したりもしています。
図書館で検索結果を見ながら物色していた時は
ずいぶん多才な方だな…と感じましたが、
唯一貸し出し中でなかったので借りられた
この1冊を読んで、
金森氏の壮絶な過去を知ることになり
さらに驚き、愕然としました。
久しぶりに読み応えがあったというか、
ここ数年読んだ本の中で一番印象深いです。
私自身も今借金があるせいもあると思いますが、
読後にズシンとくるものがあり、
この本をきっかけに
私とお金の関係は確実に変化していく
という、根拠はないものの
確信的な予感を強く感じました。
心の奥の奥に隠された分厚くて錆びついた扉が
ギギィ~と音を立てて開き始めた気がしました。
その人にとって越えられない試練は与えられない
すべて金森氏の実体験というこの本は
想像を絶する内容すぎて、
どこか別世界のことのような気もしました。
副題が~25歳フリーター、借金1億2千万円、
利息24%からの生還記~とあるように、
普通じゃ考えられない額なのですが
ご本人も書いていらっしゃるように、
大きなものを目指す人には
それに見合うような大きな試練が与えられる
のかもしれません。
その人が解決できない問題は起こらないと
よく言われる通り、
当時は相当苦しかったとはいえ、
金森氏にとって解決可能だったからこそ
借金1億2千万円を体験したとも言えるでしょう。
人生はものの考え方次第!借金への感謝!?
実際に金森氏は一般的な東大生とは異なり、
官僚になる道にはまったく魅力を感じず
最初から億万長者を目指していたようです。
本の中でも「借金」がメンターだったと
書かれている通り、
金森氏は借金を通して様々なことを学び、
借金のおかげでご自身を覚醒させ、
とんでもない額の借金を抱えてしまったからこそ
どん底の人生から成功した億万長者の人生へと
大躍進を遂げることができたのです。
本当に起死回生の過程が尋常ではなく、
金森氏の底力がすごい!と感心せずに
いられませんが、
それよりもっとすごいのは宇宙の采配です。
金森氏の行動で点がどんどん増え、
それが線になっていく過程などは絶妙です。
世の中には目に見えない力が働いている
というのは本当だと思います。
人生で起こることすべては無駄ではありません。
必ず何らかの意味があります。
金森氏が目指す理想の自分、理想の人生に
到達するには、
とてつもない学びが必要だったのかもしれません。
普通の人が経験できない経験をしたことで、
人間的にも成長でき、
マーケティングや不動産投資、マンション経営、
行政書士等の知識も身に付け、
一生困らないビジネススキルを手に入れることが
できたわけです。
ビジネスの成功がマスコミに取り上げられるなど
辛かった借金の実体験が自己PRにもつながり、
今ではビジネス発展に役立つメリット
に変わっています。
あなたにとってお金の味は?
本当に本との出会いも
縁とタイミングだと思います。
私も金森氏と同じように、
お金について学ぶ必要性があるからこそ、
借金を抱えてしまったのだと実感しました。
この本ともこのタイミングで出会えたことに
心から感謝しました。
今、私にとってお金と真剣に向き合い
お金との付き合い方が変わる転機に違いない!
と痛切に感じました。
うまく説明できませんが、
私とお金の関係が変わりつつあります。
お金に対する感情や、意識、捉え方が
少しずつ以前と違ってきました。
改めてマーケティングの重要性もわかったので
これからも学び続け、
ネットビジネスでも頻繁にお金とつながることが
できるようにしていきます。
金森茂樹氏のマーケティングに関する本が
ますます読んでみたくなりました。
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