『CHANCE チャンス』犬飼ターボ
純粋に読み物として面白い、
日本版等身大のサクセスストーリーです。
これから副業を始めよう!
これから起業を目指そう!
としている、特に20~30代前半くらいの男性には
ど真ん中だと思います。
背中をドンと押されたような気がして、
「よし、頑張るぞ~」と
勇気とやる気がわいてきます。
自己啓発本のオーソドックスな理論を
ストーリー仕立てに総復習するような本でした。
信頼できるメンターがいれば成功は加速する
あなたにはメンターがいますか。
コトバンクによるとメンターとは
以下のような意味です。
・メンターとは、仕事上(または人生)の指導者、助言者の意味。
・優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。
・「良き指導者」「優れた助言者」「恩師」の意。自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことを指す。
・Mentor。「助言者」「相談相手」「師匠」を意味します。新入社員や後輩に対し、職務上の相談にとどまらず、人間関係、身の処し方など個人的な問題まで広く相談に乗り、助言を与える人。
成功の条件の一つとして
メンターの存在があげられますが、
私はまだ心底「この人だ!」と思えるメンターに
出会えていません。
だから余計に主人公卓也が羨ましく感じました。
この本に登場する弓池氏は卓也にとって
非常に理想的なメンターです。
読者は自分を卓也になぞらえて
弓池氏からたくさんのことを学び、
卓也とともに成長して、
卓也のように成功できるような気になります。
成功者の事例から自分に足りない点に気付き、
成功できる自分に近づけます。
成功するということは成功する自分になること
「成功=お金持ちになること」だとは限りません。
人によって目指す成功は異なるでしょう。
でも成功法則は古今東西変わりません。
成功者には共通点はたくさんあります。
その成功法則が一つ一つ登場して
卓也を成長させます。
また、読者の私たちにも
気付きを与えてくれます。
人生はうまくできていて、
各自の成長に合わせて、常にその時その人に
ぴったりなレッスンが与えられます。
今の私には『チャンス』の中で
成功するということは成功する自分になること
というのが一番心に響きました。
考えも行動も成功者と同じになれば成功者になれる
成功者にならなければ、成功はありえない
成功するということは、成功者であるということだ
当然ですが、できていませんよね?
ゴールは人生の成功者になること。
すべての選択肢の中から成功者にふさわしいと思うものを自由に選び、その結果を体験することが大切
成功する自分になっていなければ、
当然ビジネスにおいてもプライベートにおいても
成功はできないのです。
この「成功する自分になる」というテーマと
ビジネスの教えがうまくかみ合っていて
とてもわかりやすかったです。
私のように自己啓発本は読みあさっているけれど
ビジネスについてはほとんど知らない
というビジネス初心者にとって、
マインドセットに最適な本だと言えます。
そして最終的に目指すべき場所は
他の人の成功に貢献した時、
最も大きな成功を手に入れる
という状態です。これぞ究極の”愛”!
自分が成功していなくても、
人の成功を応援することはできます。
逆説的ですが、人の成功を応援できるようになれば
それは自分にとっても最大の成功になるのです。
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