私の好きなワーク型の自己啓発本です。

実際にワークを行っていくと
新しい自分を発見できたり、
本来の夢を思い出したりできて良いですよね。

行動を習慣に変えるには
最低21日＝3週間かかると言われます。

それを知ってから、
私も新しい習慣を身に付けたい時は必ず
何があっても3週間続けるようにしています。

不思議と3週間やり続けると、
最初は違和感を感じたり、苦痛だったりすることも
”そうするのが当たり前”という状況になります。

筆者は20代から約30年間で2000人以上の大富豪に
出会ってきたそうです。

タイガーウッズやロスチャイルド氏など
大富豪レベルもかなり高め！

彼らから学んだ大富豪の共通点とは？

筆者が前書きで述べていることに、
心当たりがある人も多いのではないでしょうか？

成功できない人は、「法則」や「しくみ」を頭で理解することはできても、それを自分のものとして、思考や行動に落とし込むことができません。

まさにその通りですよね？

自分のものとして落とし込めて初めて
成功者になれるとしたら、あとは行動を習慣化し、
自分のものにするしかないでしょう。

まさに習い事と一緒で、
何度も何度も同じことを繰り返し
血肉にしていくことが不可欠です。

 

意図的にα波を出すことができる音楽

 

私のように自己啓発本が好きな人は
これまでたくさんの本を読んだり、
セミナーに通ってきた経験があり、

おそらくどんな本を読んでも、
どのようなセミナーに参加しても、
新しい情報というのはあまりないはずです。

ただ、先ほども述べたように
「知っていること」と「できること」は
異なります。

復習のために何度も同じことを
繰り返しインプットすることは大切です。

だからあえて何度もワークを行うことにも
意味があると考えます。

ワークを行う際に、大切なのは
自分の潜在意識にアクセスすることです。

顕在意識で「私は○○だ」と理解していることは
自分のほんの一部分でしかありません。

この本の最初では、潜在意識のワークで
自分が本当に望むものを明確化すること
が成功への第一歩だとされています。

潜在意識と一番近づけるのは
夜寝る前などのうとうとした時間だと言われます。

といっても、寝る前の時間は毎日限られているので
潜在意識に近づいてワークを行うには
α派を出す音楽を聴きながら行うと良いそうです。

筆者おススメの音楽を備忘録として紹介します。

・「カノン」（パッヘルベル）
・「オンブラ・マイ・フ」（ヘンデル）
・「G線上のアリア」（バッハ）
・「レクイエム」より「天国に」（フォーレ）
・「ペールギュント」組曲より「朝」（グリーグ）・「弦楽四重奏曲第2番」より「夜想曲」（ボロディン）
・組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」（サン・サーンス）
・「アイルランド　デリー州の調べ」（パーシー・グレインジャー
・「亡き王女のためのパヴァーヌ」（ラヴェル）
・「エストレリータ」（ポンセ）

心が落ち着き、癒される名曲ばかりです。

本当の自分の望みを考える時、
ぜひBGMにしてみてください。

 

成功者になる口ぐせ

 

過去の記事でも言霊については書いていますが、
私は言霊を信じているので
出来る限り否定的な言葉は使わないようにしています。

例えば「お金がない」は私の中で絶対NGワードです。
「めんどくさい」も極力言わないようにしています。

今回、この本を読んで
大きな収穫だったと感じたのは
ネガティブなことが起きた時の表現です。

アファメーションを行うときには、
否定的な言葉を使わずに、
できるだけ肯定的な表現をすることが大切です。

例えば、「私は一生お金に困らない」という
アファメーションを行うと、
”ない”と言う否定形を使っていますが、

「お金に困る」という言葉がインプットされて
お金に困る状況を引き寄せかねないので、

「私はお金がたくさんあり、豊かです」という
表現に変えた方が良いと言われます。

それは理解していたのですが、
その逆についてはあまり意識していませんでした。

筆者が言うには、世界的なアスリートなどは
試合に負けた際に「負けた」という言葉を使わず、
「勝てませんでした」と言うそうです。

なるほど！

同じように、

「調子が悪かった」×⇒「調子が良くなかった」
「失敗した」×⇒「うまくいかなかった」
「まずい」×⇒「美味しくなかった」
「悪い行為だった」×⇒「適切ではなかった」

という表現に変えることで、ポジティブな言葉が
潜在意識にインプットされ、
聞き手にも悪い印象を与えないとのことです。

 

夢や目標が潜在意識にインプットされると試練が起こる

 

その他のワークで印象的だったのは、
「試練を乗り越える」という章でした。

夢や目標が潜在意識にインプットされると、
自分が信じる信じないに関わらず
試練が訪れるということです。

本当にその目標を達成する覚悟があるかどうか、
いわば天に試されているのでしょうか？

しかも、

訪れる試練の大きさは、願望の大きさに比例します。

ということでした。

私は現在借金を抱えているので、
とても勇気づけられました。

しかし、ぜひ知っておいていただきたいのは、どんなに大きな試練だとしても、その人が乗り越えられないような試練はやってこないということ。

もともと私は楽天家ですが、
さすがに年収以上の借金を抱えると、

支払いに追い込まれるたびに心臓がバクバクして
不安な気持ちに陥ります。

でも、一見マイナスな出来事をプラスに捉える
ことは結構得意です。

過去に何度も試練を乗り越えてきましたが、
乗り越えた後に振り返ってみると、

それが自分の成長に必要なことだったと
実感できることばかりだったからです。

恨みたいようなことをされたこともありますが、
今ではそれらの人々に感謝しています。

なぜなら、その人がいなければ、
そのような状況に陥ることもなく、
その後の展開はなかったからです。

後から考えると、そうなるべくしてそうなった
ということが人生にはたくさんあります。

一見良くない出来事も、
しかるべき結果へのきっかけや過程にすぎません。

試練を乗り越えることは、
その渦中にいるときは辛く厳しい日々です。

しかし、乗り越えてしまったら
自分の成長にとって必然だった、と
感謝できる出来事に変わります。

まだまだ借金完済には先が長いですが、
私はすでにこの経験が自分にとって必然で、

将来の大きな成功のために
不可欠な経験だと感じています。

お金と真剣に向き合い、お金について考えることが
私の成功には不可欠な要素だから、
自分が引き寄せた試練なのだと思うのです。

 

自分自身に「ありがとう」と伝える

 

何につけても「感謝」が大切だと言われますが、
それは当然だと誰でも納得できるでしょう。

私にとって、もう一つこの本を読んで
新鮮だったのは、あとがきに書かれていた
筆者からのおすすめでした。

自分自身に「ありがとう」を伝える
という言葉です。

ほかの誰にいうのでもありません。あなたが一番、感謝の言葉を述べるべき相手、それはあなた自身なのです。

これまであまり意識したことがありませんでした。

でも、自分に足りないのは自信だという自覚もあり
100%自分を好きになることは
ずっと私のテーマの一つでした。

そうか！

自分のことは嫌いじゃないけど、
100%好きとも言い切れないというモヤモヤ感は

私は自分自身に感謝することがなかったから、
自分が自分に大切にされている、
大切に思われているという実感を得られていない
からかもしれない、と気付きました。

誰でも「ありがとう」と言われると嬉しいし、
自分が相手に大切に思われていることを
実感できますよね。

そこまで大げさではなくても、
相手に認められている、相手に尊重されている
と思えるはずです。

いつも周りに感謝するようにしてきたけれど、
自分に対して感謝しようという意識は
これまで全くありませんでした。

今、大切なことに気づき、大きな変化へ向けて動き出した自分自身、そのあなたがいるからこそ、「未来において成功しているあなた」はあるのだし、「幸せを感じていられるあなた」もあるのです。

将来叶えたいことがあったら、今のうちに
それが実現することを感謝しておくとよいと
言われます。

今から自分に感謝することで、
感謝のパワーを味方にできそうです。

いつもながら、本との出会いは縁とタイミング。
今このタイミングでこの本に出会えたことに
感謝します。

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