『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル
もうすぐ今年が終わり、新しい年がやって来ます。
新年を迎えるたびに「今年こそは!」と
張り切って目標を立てる人も
多いのではないでしょうか。
あなたの2018年の目標は何でしたか?
無事に目標達成できましたか?
残りわずかの今年中に何とか達成したい!と、
鼻息荒く、ラストスパートを
かけているところかもしれませんね。
もし、どうしても叶えたい夢や目標があるのなら
5年前に話題になったベストセラーを
もう一度読んでみると良いでしょう。
意志力の実験を始めよう
私は高校生の頃から心理学に興味を持ち、
心理学や哲学などの本をたくさん読んできましたが
誰もが想像する通り、
学術的な内容の本が多かったです。
でも気鋭の心理学者である著者の
ケリー・マクゴニガル博士の印象は、
学術的でありながら、
もっと明るくイキイキとしています。
スタンフォード大学の講義をまとめた本書も
博士のイメージどおり、躍動感に満ちていて
まるで”生きた心理学”のようです。
もともと心理学はたくさんの実験データに
基づいていますが、
『スタンフォードの自分を変える教室』で
行われた実験は、
誰にとっても共通の悩みに基づくもので、
あたかも自分も参加しているような錯覚に陥ります。
そのためか、課されるワークやエクササイズに
積極的に取り組みたくなってしまいます。
私自身、心理学に興味があって
少しは勉強したことがあるせいでしょうか。
自分の意志力を用いて、
自分をコントロールできるようになって
目標達成したいと願っているからでしょうか。
いいえ、私一人だけではないはずです。
今、私のブログを読んでいくれているあなたも
自分を変えたいと思っている一人ですよね?
しかも、結構…いえいえ、
かなり本気で自分を変えたいと思っていますよね?
それならきっと、この本で紹介されている
数多くの意志力の実験に、
ポジティブな気持ちで取り組めるでしょう。
ちょうど新しい年を迎える絶好のタイミング!
2019年は新しい自分になるために
一緒に意志力の実験を始めませんか。
脳科学の力でなりたい自分に変わる
心理学やスピリチュアルな話題を
毛嫌いする人がたまにいますが、
そのような人もきっと
ケリー博士の魔法にかかってしまいますよ。
とても身近な問題が取り上げられていて
誰もが日頃
「どうして私って・・・なんだろう?」
と悩んでいることが、
脳科学に基づき、わかりやすく解説されているので
すんなり入って来て納得できます。
ではどうやったら自分を変えて
なりたい自分になれるのか?についても
具体的に提示してくれます。
あとは実践あるのみ!
本当に人間の脳は神秘に満ちています。
無限の力を秘めているのに、
私たちはその数パーセントしか活用できていない
なんて本当にもったいない話です。
でも、脳科学についての知識を増やし
少しでも脳を活用できるようになれば
誰もが思い通りの人生を
もっと簡単に手に入れられるでしょう。
私は本気で自分を変えたいです。
自分の人生をもっと豊かにしたいです。
文庫本を手に入れて
数年ぶりに読み返したら、
最初に読んだ時よりもずっとわくわくしました。
「今度こそ絶対に変わってみせる!」と
決心することだけで満足するのではなく、
自分が陥りやすい挫折パターンを思い出して
自分の行動を客観的に捉え、
感情的にではなく、
科学的なアプローチで目標を達成するため
意志力の実験をしてみます。
スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫) [ ケリー・マクゴニガル ]
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