私は高校生の頃から心理学に興味を持ち、
これまで自己啓発本や成功法則本を
数多く読みまくってきました。

しかし、神田昌典さんはお名前を知っていたものの
長い間、食わず嫌いでした。

何がきっかけかは忘れましたが、
誰かが批判していたのを聞き、勝手な思い込みで
金儲け主義（？）だと思っていたからです。

「お金持ちになりたい！」と思っているくせに
金儲け主義だから敬遠するのもおかしな話ですが、

『非常識な成功法則』を初めて読んだ時
どうして神田昌典さんが人気なのかわかりました。

歯に衣着せぬ物言いとでもいいましょうか。
わかりやすい文章で読みやすく、
正直で率直、しかもユーモアがあって面白い！

と神田さんがおっしゃっているように
成功者があまり披露しないようなことまで
ズバズバ書かれていて好感が持てました。

そして何より、成功法則をどれだけ学んでも
いまだ成功できていない本当の理由が
痛いほどよくわかりました。

成功のために頑張っていても報われていない人、
凡人から何とか脱出して成功を獲得したい人は
絶対に読むべき1冊です。

神田さんのブームは去っていますし、
少し前に書かれたものですが
今読んでも遅すぎることはないと思います。

『非常識な成功法則』の目次

序章　成功は「悪の感情」から始まる
第１の習慣　やりたくないことを見つける
第２の習慣　自分にかける催眠術
第３の習慣　自分に都合のいい肩書きを持つ
第４の習慣　非常識的情報獲得術
第５の習慣　殿様バッタのセールス
第６の習慣　お金を溺愛する
第７の習慣　決断は、思い切らない
第８の習慣　成功のダークサイドを知る
おわりに

ありきたりの成功法則では成功できない

この本を読む一番のメリットは
 

「今のままの自分では成功できない」

 
ということを実感することです。

神田昌典氏ご自身が、どんな本なのか
以下のように解説しています。

ズバリ、成功原則が嫌いな人が成功するための実用書である。
凡人が、一戸建ての家を建て、スポーツカーに乗るまでの、最短距離である。
ナマケモノが、最短距離で這い上がるための、世界一簡単な方法である。
同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで、自由になるための本である。
そう。あなたが世の中を見返すために、書いた。

特に私に響いたのはもちろんこの一文！

同じ毎日に息が詰まりそうなサラリーマンが独立し、非常識に豊かで、自由になるための本である。

今の私はまさに”成功できない人”のパターンに
当てはまりすぎています。

昨年初めてこの本を読んだ時
結構インパクトを受けたのに、
全然変わっていませんでした。

昨年も残業が多かったけど、
今年はさらに職場環境は悪化して
労基法に引っかかりそうなほどです。

一生懸命働いても、
ありきたりな成功法則をいくら学んでも
成功するためのベースが整っていなければ
成功なんてできないのです。

神田さんは以下のように言っています。

成功するためには、必要なことを学んで、やればいいだけの話である。
そして、必要なことは、ほんの少ししかない。

「必要なこと」はサラリーマンにとって
『非常識』なんです！

PMに入学して、毎日音声を聞き続けているなど
いくつか実行できていることはありますが
すっかり忘れていたことの方が多かったので

まずは最初のアクションとして、
もう一度本書の中で紹介されているワークを
やってみることに決めました。

非常識な成功法則新装版 お金と自由をもたらす8つの習慣 [ 神田昌典 ]