『使えないとアウト!30代からはマーケティングで稼ぎなさい』蛭川速
マーケティングとは何か、という基本が
わかりやすく解説されています。
どうして人はその商品を買うのか、
人が消費行動に至る過程を
マーケティングの基本用語を用いて説明し、
ではどうやったら自社の商品を
買ってもらえるようになるのか、
マーケティングでどうやって解決していくか
実践的な方法が述べられています。
マーケティングなんて大げさな…という人も
副業ネットビジネスで最短最速で成功するには
マーケティングの基本の本は数冊読んでおくと
いいと思います。
なぜなら、私はマーケティングに無関心だったので
かなり遠回りしている実感があるからです。
副業でも時給で働く以外はビジネスです。
読まないより読んでおいた方がいいでしょう。
「仮説思考」で売れる結果を導き出す
第2章でマーケティングを実行する際に必要な
5つの思考法が紹介されていますが、
私が一番印象に残ったのは「仮説思考」です。
現在私が学んでいるPMにおいても
よく加藤氏が「仮説思考」について述べています。
教材動画の中でも「仮説思考」についての
講座の割合はかなり多いです。
言っていることは理解できるのですが、
実際に実業でビジネスをしている訳ではないため
ピンとくるものが少なかったのですが、
動画で視聴してきた知識を
改めて別の人が書いた本で文章として読むと
マーケティングの知識が
比較的すんなり入ってきました。
当たり前ですが、ビジネスで成功している人は
マーケティングの基本が身に付いていますので、
もちろんPMとも内容は同じです。
仮説がなければ結論に至るまで
だらだらと遠回りしてしまいがちです。
しかし、仮説を立ててその仮説を検証するために
調査や分析を行い、その結果を修正していくことで
最短最速で結論にたどり着けるのです。
仮説思考は、何か物事を検討したり
結論を出さねばならない状況になったときに、
「最初に結論から考える」
という思考プロセスです。
これは苫米地博士が述べている
”時間は未来から過去に流れている”
という表現ともつながっていると思いました。
物事はスタート⇒ゴ―ルではなく
ゴール⇒スタートという考え方で行動すると
効率的に実現するのではないでしょうか。
まず結論を思い描き、その結論から逆算して
何をすべきか考えていくということです。
ビジネス以外の目標設定でも役立つ考え方です。
膨大な情報から自分に必要な情報のみ収集する
マーケティングと情報収集は切っても切れない
深い関係があります。
ネットビジネスを行うにしても、
不特定多数の相手をターゲットにする人は
いません。
そのために具体的な人物(ペルソナ)を設定する
ことは有名ですが、
その他にも私たちのような一個人がビジネスを
行うには、
インターネットという広大な情報網の中から
自分に必要な情報だけを効率的かつ迅速に
集めることが不可欠です。
情報を調べるためだけにネットサーフィンをして
ついつい時間を無駄にしてしまった経験は
ありませんか。
でも、私たちのように働き盛りの忙しい会社員
にとっては特に、会社以外の時間は貴重です。
副業のための時間も効率化が不可欠です。
ましては30代、40代、50代ともなると
残りの人生をどれだけ早目に「豊か」にできるか
によって、充実度や安心感が異なりませんか?
改めて情報収集法についても見直し、
自分なりの情報源をいくつか確保し、
まとめておくことが大切だと感じました。
日頃マーケティングの仕事をしている人以外は
副業で成功するために
マーケティングを学ぶことは有益なはずです。
使えないとアウト! 30代からはマーケティングで稼ぎなさい [ 蛭川 速 ]
おすすめ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。